【鹿大生すごい人バトン vol.2】自然への愛が止まらない!1年間の休学生活をインタビュー

【鹿大生すごい人バトン vol.2】自然への愛が止まらない!1年間の休学生活をインタビュー

2024/7/3
ライター:はいねデザイナー:なぎ
  • #大学生
  • #鹿大生
  • #鹿児島

鹿大生すごい人バトン第2弾!
今回は、1年間の休学を経験したりょうこさんに休学生活やサークル活動のお話をインタビューしました🎤

「鹿大生すごい人バトン」とは?

何かに一生懸命取り組んでいる「すごい鹿大生」にインタビューをし、その鹿大生がすごいと思う人にバトンをつないで、またまたその方にインタビューをしていくという企画です✨

前回の記事はこちらから↓
【鹿大生すごい人バトン vol.1】世界と奄美の架け橋に!台湾で頑張る“シマッチュ”鹿大生

📍プロフィール

白川涼子
あだ名:しらりょん
生年月日:2002年4月9日
出身地:福岡県築上町
所属学部:農学部
サークル:たかくま森人クラブ
趣味:葉っぱさがし

休学のきっかけは、“いのっち”の存在

「2022年4月から1年間休学していました。有機農業や林業、自然に関わる企業や個人をまわりながらたくさん勉強させていただきました。」

「元々は小学校の先生になりたかったんです。小学校のときの先生が、自分の人格の基盤形成をしてくれました。私もその先生のように、子どもの基盤を形成する大切な時期に同じ空間で一緒に学んで成長したいと思い、教育に携わりたいと考えるようになりました。」

そんな中、テレビで環境問題を見て自分も何かしなきゃ!と思ったりょうこさん。家族と話し林業に興味を持つようになり、農学部への進学を決めた。

休学のきっかけは、農学部の井倉洋二先生の存在が大きいという。

「入学当初は休学なんて考えていませんでしたが、いのっち(井倉洋二先生)のおかげで休学ってあるんだ!面白そうだからやってみよう!!という気持ちになりました。そして先輩方が休学を通して紆余曲折しながらも、夢を実現しようと進んでいる姿を見てかっこいいと思い、休学を決めました。」

休学中はインプットとワクワクの連続

「あのときの体験はとても幅広かったので、内容を絞って話すのが難しいですね…(笑)」

特に思い出の場所は、鳥取県のタルマーリーというパン屋さん。インターンに参加する中で、新しい発見が毎日あったんだそう。

「自然豊かな場所で、材料や作る環境にこだわっていて、そして働く人たちにとっても心地よい環境が整えられていました。ある意味、働き方と暮らし方の最先端を行っている場所なんです。
たとえば、飲食店でありながら環境に配慮して洗剤を使わずにお皿洗いをしている様子を見て、『絶対にこうあらなければならない!』という固定概念を外し、何が今の自分にとって良い選択なのか模索し、試行錯誤を続けることの重要性を学びました。」

休学期間の最後に訪れた鹿児島県南大隅町での体験も話してくれた。

「『かぜつちすみっこ留学』という制度を利用しました。現地で一軒家を借りながら生活して、農業や林業に関わる仕事をしている方のところへ働きにいくんです。活動をするなかで、ここに暮らしたいと感じるようになり、ますます林業に関わりたい気持ちが強くなりました。」

「見ず知らずの若者を受け入れてくれて、学びの場を提供してくれた人たちに感謝しかないです。自分も、学ぼうとしている人や困っている人に手を差し伸べられるような人間になりたいです。

そして、環境にやさしい暮らし方をしている人や好きをとことん追求している人って、やっぱり素敵だなと感じました。きっとその後ろにはたくさんの苦労や悩みもあっただろうけど、それを感じさせないほどのエネルギーや優しさ、愛情に圧倒させられるばかりでした。
たゆまぬ努力によって、夢や理想を実現してこられたみなさんの姿を見て、生きるってこういうことなんだろうなと学ぶことができました。」

そんなりょうこさんに、鹿児島大学に入って良かったことを聞いてみた。

「いのっち(井倉洋二先生)やたかくま森人クラブとの出会いですね。いのっちの周りには面白いことをしている人たちがたくさん集まっているので、いつも刺激を受けています。優しく無責任に背中を押してくれながらも、あたたかく見守り合える環境がありますね。」

たかくま森人クラブでは、現在部長を務めているのだそう。キャンプや農作業、自然体験の活動に取り組んでいる。

「休学中の活動とサークル活動は繋がりまくってますね〜(笑)
『楽しい』から入った学びは感動として記憶に残って今後長く続くものだから、たかくま森人クラブでの活動はとても充実していて大好きです。

今年でいのっちが退職されるので、これまで先生がされてきたキャンプの指導や地域の人との関わりを受け継がないといけません。今年は組織としての体制を整えて、部員間の交流を増やしていきたいです!」

大事にしているマインド

「基本的だけど、人に対してもモノに対しても出来事に対してもまずは感謝を忘れないようにしています。自分がここにいられていることや経験させていただいていることは当たり前ではないので…!」

「自分は有機農業や環境にやさしいもの、やさしい考え方が、当たり前なものとして日々の中に溶け込んでいるような社会をつくっていきたい。だからと言って、効率的な社会構造を全否定する訳ではないし、現に今の私達にとってそれは欠かせないものだとも言える。ただ、どうすればみんなが暮らしやすい社会になるのか、持続可能な世界をつくっていけるか、私達は自分たちで考えて答えを出すことを迫られているというのも事実です。

多様性の時代、色々な考え方があるのは素敵なことです。一方で、何が正しくて、どの方向に進めばいいのか、分からなくなることもあります。そうやって不安になって、周りのことを認めたり受け入れたりする余裕がなくなることもあると思います。だけどそんな時こそ、『自分だけが正しい』『それ以外は受け付けない』という姿勢ではなく、『いったんみんなで話し合ってみよう』『どうしてそのように考えたのか教えてほしい』という具合に客観的な視点で考えることを意識しています。」

前向きに活動する一方で、モチベーションの浮き沈みもあるという。

「休学明けは、あれもこれもやってみたい!と欲張りすぎていました。
休学中と休学明けのギャップが精神的にしんどかったり、自分の言葉と行動が一致していなかったり…どんどん色々なものに打ちのめされてしまったんです。
沢山の人の支えのおかげで、今は少しずつ回復しています。支えてくれる人に本当に感謝しかないですね。」

これからのビジョン

「林業や自然学校、インタープリター(自然と人をつなぐ役割のこと)などのお仕事に就きたいし、作っていきたいとも考えています。
森をきっかけに、いや、森をきっかけにじゃなくてもいいけど、少しでも多くの人が身近なことから毎日生きていて幸せだって感じられる、そういう環境をつくっていきたいです。そのきっかけのひとつに、森林という選択肢が多くの人の中に生まれてくれたら嬉しいです。」

「この夢を叶えるためには、私自身、森林や環境についての知識を深める必要があります。
『しらりょんに聞いたら自然や森のことがなんでも分かるよ!』『楽しいことしたかったら、しらりょんに会ってみなよ』と言ってもらえるようになりたいです。
そのために、森林インストラクターをはじめとした資格を取りつつ、知識面や技術面、経験値において実力を高めていきたいです。せっかく大学にいるのだから吸収できるものとことん吸収してやろう!と思っています。」

鹿大生にメッセージ

「皆さんは今、大学生ならではの特権を持っています。これは努力によって勝ち取ったものであると同時に、多くの犠牲や支えの上に成り立っているものでもあります。自分のためにも、支えてくれている人のためにも、この大切な時間を無駄にして欲しくないです。自分の心がワクワクすること、挑戦したいことのために沢山時間を使ってください。

だけど、生きていれば苦しい、死にたい、逃げ出したい、そう思うこともあると思います。そんなときは逃げたっていいんです。沢山泣いてください。でも、死んでほしくはないです。生きてほしいです。綺麗事なんかを言いたいわけじゃありません。私自身まだその過程だから言い切れることではないけど、生きていれば必ず幸せになれます。もし今気が付けたならばもうきっと幸せですよ。大丈夫、きっと全部うまくいきます。今生きていられること、沢山の素敵な人たちに囲まれている毎日への喜びを沢山味わってください。

そして、感謝を忘れないでください。みなさんの大学生活、そしてその後の人生に幸溢れることを願っています。」

りょうこさんの休学生活をもっと知りたい方はこちらから↑休学中の活動や当時の思いを感じることができます👀

---

【編集後記】

終始素敵な笑顔でインタビューに答えてくださったりょうこさん。洗練された言葉の一つ一つから、自然への大きな愛をひしひしと感じました。周囲への感謝の気持ち、私も忘れないようにしていきたいです。
今回は本当にありがとうございました!

  • #大学生
  • #鹿大生
  • #鹿児島
RECOMMENDあなたへのおすすめ

おすすめ記事を読み込んでいます...