
【厳選3選】今どき鹿児島大学生が考える「素敵なカフェって、何だろう。」<順刻堂><la・bosco><名山町バカンス>
素敵なカフェって、何だろう。
カフェを巡りたくなる衝動はいつも同じだ。「新しい物語を探し求めている。」カフェに行って初めて出会う、「物語」が日常を彩ってくれる。刻々と冷めて変わるコーヒーの味わいに、計算されたインテリア空間、偶然隣り合わせたお客さんとの何気ない会話。これまで巡ったカフェで見て、聴いてきた全ての物語が僕にとってのハイライトだ。そんなハイライトたちを3つ紹介したい。
◇「順刻堂」・鹿児島市春山町

黒基調のインテリアデザインに、こだわりのライティング。僕はそんな大人な空間に憧れる、お年頃なのかもしれない。普段は通り過ぎていた県道35号線沿いに、その喫茶は佇んでいた。「Google mapで星4.3の評価を得てるなら、間違いない。」そんな確信は予想通り、入った瞬間にニヤニヤが止まらない。暗がりの中からは、大音量のジャズとお客さんが談笑する声が聞こえてくる。
カウンターでは常連さんがマスターと何やら楽しそうに会話している。そして、カウンターを抜けた先には、主役となるスピーカー様がお出迎えしてくれた。その前にある、おひとり様専用の席では読書家たちが、ちらほら本を読んでいる。そして、奥の個室では、写真家が集まってカメラを見せ合っている。お客さんそれぞれが違う文化に浸っているけれど、どのお客さんたちも居心地良さそうに一緒に時間を過ごしている。順刻堂では、それぞれの文化が一つの箱に濃く詰まっていた。
◆「la・bosco」・鹿児島市紫原町

「コキール?何、それ?」コキール専門店、la・boscoへの第一印象は、それだけだ。KADAI INFOの後輩が取材するために付いていったお店は、想像以上に心揺さぶる空間が広がっていた。良いお店は、どのお店でも入った瞬間にビビッとくる、この感覚。このお店もその一つ。ジブリ映画「猫の恩返し」に出てくるような建物を抜けた奥に佇んでいる。中に入ると、シンプルかつ異国情緒溢れる家具に装飾が彩っていた。
「マスターはこれまで多くの国を旅してきたんだろう。」このお店がおすすめするコキールとは、中身をくり抜いて作られたパンの器にグラタンを詰めた料理。メニューは、2種のフランスパン・食パンから、10~20種類の中のソースを選ぶ。可能性は無限大だ!まだ、2種類しか食べたことない僕にはまだまだ語りつくせない魅力がこのコキールには詰まっている。そんなことは重々承知の上で言わせてほしい。「まじで、ここのコキールうめぇぞ。」気になった、食いしん坊にはぜひ行ってほしい。紫原に異国は広がっている。
◇「名山町バカンス」・鹿児島市名山町

「バカが集まる巣だから、バカンスっていうんだよ。」誘われて始めて訪れた時に、そう言われた。毎週金曜日、朝7:15~8:15にある「朝 cafe de バカンス」では早起きさんたちが、ぞろぞろとバカンスに集まってくる。集まるお客は老若男女問わず様々だ。名山町の細い路地の道端で暖かいお茶を片手に、みんなが自由に話したいことを話す。まさにカオス!!
居酒屋で見ず知らずの人と、夜な夜な意気投合するのもいいかもしれないが、朝から他愛もない会話を初対面の人と話すのもいいかもしれない。最後はラジオ体操で締めるのがお決まりのルーティン。ラジオ体操から始める朝がこんなにも気持ちいいと気づいたのは、この日のことだった。また早起きできた金曜の朝は名山町バカンスにでも行こうかな。
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